日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)主催の第15回「JAPANドラッグストアショー」が13~15日の3日間、千葉市の幕張メッセで開かれた。今回はテーマを『セルフメディケーション!15回目の挑戦!~自分で探そう「美」と「健康」』とし、出展社数335社1304小間の規模で、業界関係者および一般生活者の双方に、セルフメディケーション推進に向けた様々な商品や情報、システムなどを紹介したが、初の試みとして、会期前日の12日に業界関係者に向けた商品紹介・商談の場として「プレビュー開催」も行われた。この結果、会期中(プレビュー日も含め)の総来場者は12万9504人を数えるなど、大いに賑わいを見せた。
初日の会見で、関口信行JACDS会長は、「ドラッグストア業界は大きな変革期に入っている。超高齢社会への対応の中で、ドラッグストアがセルフメディケーション推進の発信基地となるようにとの指摘があるが、今回のショーを転機としてドラッグストア業界は大きく変わってくると思う。JACDSでは今後、関係各位の協力を得ながら、10兆円産業を目指して、業界のエンジンとして様々な取り組みを進めていく考えだ」と強調した。