東京都薬剤師会は3月28日、第86回臨時総会で次期会長候補者に石垣栄一副会長を選出した。石垣氏は「今まで3人の会長の下で仕事をしてきた。伊賀光政元会長からは会員の目線を外さないように、桑原辰嘉元会長からは都薬にしっかり軸足を置いて仕事をするように、山本信夫会長からは薬剤師の仕事を外に向けてしっかり発信せよとの教えがあった。この教えを肝に銘じ、新たな都薬のスタートに向け今から準備を進めたい」と抱負を語った。
役員改選では次期会長候補者、次期副会長候補者を選出した。会長選では、石垣氏は都薬を大きな飛行機に例え、安定・協調路線を強調、対する上村直樹副会長は個人会員の獲得をベースにした革新路線を訴えたが、石垣氏が上村氏(44票)の倍近い86票を獲得し圧勝した。