日本漢方生薬製剤協会は、会員各社を対象に実施した第3回中国産原料生薬の価格指数調査の結果を発表した。2014年購入価格を調査したもの。前回調査(11~13年)以降も原料生薬価格は上昇しており、06年からの8年間で2.4倍になっていることが分かった。同協会では、原料生薬の安定確保に向けての取り組みをさらに強化していく方針だ。
調査は会員会社69社に対して、第1回、第2回の調査と同様に06年の購入価格を100としたときの14年の価格指数を調べた。対象生薬は、これまでの調査と整合性をとるため、第1回調査で対象とした中国から直接輸入している使用量上位30品目とした。