日本医師会は15日、医療分野でのID導入に向けた中間的な提言を公表した。医療等IDの導入に当たっては、来年1月から運用が開始される予定のマイナンバー制度と切り離し、本人の同意に基づき、利用目的に応じて複数のIDを持つことができる方針とし、その上で患者本人がID等を変更できる方法や、複数ID間で情報が突合できる仕組みを導入する必要があるとした。
提言は、3月から日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の三師会が中心となり、番号制度等のあり方や医療等ID導入の具体策について検討を進めてきたもの。