ジェネリック医薬品(GE薬)世界最大手であるイスラエルのテバ・ファーマシューティカルは、米アラガンのGE薬事業を405億ドル(約5兆円)で買収すると発表した。来年1~3月に統合作業を完了する予定。売上が年260億ドル(3兆2150億円)と世界トップ10の製薬企業の地位を確立する。今回、アラガンと合意したことにより、米GE薬大手「マイラン」に対する買収提案は取り下げる方針だ。
テバの2014年売上は前年比約2%増の203億ドルで、近年ではGE薬事業と、中枢神経系や癌、呼吸器系、ウイメンズヘルスなどの新薬事業の両輪事業を展開してきた。