特許庁は7日、外国特許情報の照会サービス「フォピサー」を開始した。これまで照会できなかった国の特許情報を無料で検索し、日本語で照会することができるようになる。今後も順次、照会できる外国特許情報の拡大を図っていく。
海外への特許出願件数が10年間で大幅に増え、日本企業の知的財産活動がグローバル化しており、外国の特許情報に対する関心が高まっている。そこで、特許庁は、米国、欧州、中国、韓国のみならず、対象国を拡大して、海外の外国庁と特許情報のデータ交換を行ってきた。
こうした中、特許庁が受け取った外国の特許情報を一般ユーザーに提供するため、「外国特許情報サービス(フォピサー)」を開始することにした。