そーせい子会社の英ヘプタレス・セラピューティクスは、英アストラゼネカ(AZ)に対し、アデノシンA2A受容体拮抗剤「HTL-1071」の全世界を対象とした開発・製造・商業化の独占的権利を導出すると発表した。
ヘプタレスは、G蛋白共役受容体(GPCR)をターゲットとした創薬を強みとしており、そーせいが2月に買収した。「HTL-1071」はAD/HDの適応で年内に第I相試験を開始する予定だった。
今回、癌領域に強いAZが、開発中の免疫チェックポイント阻害剤との併用療法による相乗効果を狙って、アデノシンA2A受容体拮抗剤を導入した。