中央社会保険医療協議会は9日、保険医療材料専門部会を開き、次期保険医療材料制度改革に向け、医療機器業界から意見聴取を行った。日本医療機器産業連合会など5団体は、医薬品とセットで医療機器開発が進んでいるとし、新規医療機器の保険収載日が薬価収載と連動するよう求めたほか、再生医療製品の事業化が可能となる償還価格の設定を要望した。
医機連は、イノベーションを適切に評価する機能区分制度の見直しを求め、その中で医薬品とセットで用いる医療機器の開発が進んでいると指摘。より良い医療機器を迅速に医療現場に届けるため、新規医療機器の保険収載日について、薬価収載と連動するよう見直しを要望した。