東京薬事協会は、7日に同協会内で今年度の奨学金贈呈式を行った。一昨年4月に公益社団法人に移行したのを機に、社会に貢献し得る人材を育成することを目的として、都内の薬科大学生への奨学金給付事業を始めたもの。今年度は新たに1人が選定され、計4人に岩城修会長から奨学金が贈呈された。
給付対象は、都内の薬学部に在籍する薬学生とし、学業優秀かつ医薬品産業に興味があり、将来的に薬業界での活躍を目指している者を同協会奨学生選考委員会で認定する。給付期間は4月から翌年3月までの単年限りを原則とするが、報告書の提出により次年度の継続給付が可能(支給方法は半年ごと)