シミックホールディングスと細胞加工物の受託製造事業を行っているメディネットは、再生・細胞医療分野の開発・製造受託事業で業務連携すると発表した。2社の強みを生かし、シミックが医薬品開発支援(CRO)事業を、特定細胞加工物製造許可を取得しているメディネットが治験用細胞加工品や再生医療等製品の製造受託(CDMO)事業を担うことで、開発から製造までシームレスな支援を訴求していく。
今回の提携によって、国内の製薬企業や日本で再生医療等製品の上市を検討する外資系企業に対し、開発戦略の立案、臨床試験の実施、治験計画や承認申請に関するコンサルタント、治験用細胞加工品の品質検査・供給、上市後の安定供給、市販後調査など包括的に支援するワンストップサービスの提供が可能になるとしている。