厚生労働省医薬食品局の14年度予算概算要求は、前年度比18・4%増の106億6500万円を計上した。政府の「日本再興戦略」を受け、薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点の推進、革新的製品の実用化促進に向けた審査・安全対策の充実と強化を「推進枠」に位置づけ、希少疾病用医薬品の開発・審査を迅速化するためのデータベース整備等の新規事業も盛り込んだ。
医薬食品局の概算要求は、日本再興戦略を踏まえ、予防・健康管理の推進等、医療関連産業の活性化に向けた医療関連イノベーションの一体的推進を大きな柱と位置づけた。