日本薬剤師会の山本信夫会長は、ハーボニー偽造品問題について、偽造品が最初に見つかった「サン薬局」を経営する「関西メディコ」が、非正規のルートから外箱や添付文書がない製品を購入した理由が、「通常の価格より安かったから」とコメントしたことについて「これでは患者、国民の命を薬剤師はどう考えているのかと言われても仕方ない」と指摘。
「こうした人が自分の仲間にいることは、会員であれ、非会員であれ、嫌悪感を感じる」と非難する一方で、「これを起こしたのはわれわれの仲間」ともし、「日薬会長としても、教育が行き届かなかったと反省しなければならない」と述べた。