【厚労省】リフィル処方導入など提言‐働き方ビジョン検が報告書

2017年4月11日 (火)

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薬剤師の専門性発揮へ期待

報告書を受け取る塩崎恭久厚労相(右)

報告書を受け取る塩崎恭久厚労相(右)

 厚生労働省の「新たな医療のあり方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」は6日、報告書をまとめ、塩崎恭久厚生労働相に手渡した。医師の過重労働が課題になる中、「医療従事者間の業務分担と協働を最適化する」観点から、薬剤師に対して「これまで以上に専門性や能力を発揮することが期待される」と強調。薬剤師によるリフィル処方への対応を「可能とするよう検討すべき」と提言した。また、処方箋40枚につき薬剤師1人の配置基準の見直しや、「箱出し調剤」への移行、「かかりつけ薬剤師指導料」の要件見直しなども盛り込んだ。

 報告書では、医療従事者の生産性と付加価値を向上させる上で、「薬剤師の専門性や知見は極めて重要」とし、「これまで以上にその能力を発揮することが期待される」と強調した。



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