持田製薬とあゆみ製薬は、持田が保有するTNFα受容体製剤「エタネルセプト」(先発品名:エンブレル)のバイオ後続品「LBEC0101」、抗TNFα抗体「アダリムマブ」(先発品名:ヒュミラ)のバイオ後続品「LBAL」について、国内販売に関する提携契約を締結した。関節リウマチ領域の適応では、あゆみ製薬が主体となって情報提供活動を進め、他の疾患については検討中としている。
持田は、注力するバイオ後続品事業で、あゆみ製薬が持つリウマチ領域での専門性を生かし、販路を拡大していきたい考え。一方、あゆみ製薬は、現在の売上高約250億円から500億円に引き上げる目標を掲げており、その成長ドライバーとしてバイオ後続品に着目していたが、バイオ後続品が初めて自社ポートフォリオに加わった。