大阪府薬剤師会は17日、同会館で第9回定時総会・第134回通常代議員会を開催し、2016年度事業・決算報告を承認した。また、17年度事業計画では、健康サポート薬局やセルフメディケーションの推進など、政府が先に示した骨太方針に沿った事業展開の方向性が強調され、会員に対し協力を呼びかけた。
藤垣哲彦会長は、「政府の骨太方針では、患者本位の医薬分業実現に向けた調剤報酬の見直しでは、かかりつけ薬剤師の他職種連携による服薬情報の一元的管理や、電子版お薬手帳の活用、在宅訪問、残薬などが掲げられている」と指摘。
その上で、「大阪府薬では、セルフメディケーションや健康サポート薬局の推進など、政府の骨太方針に沿った事業を展開していく所存で、ぜひ皆さんのご協力をお願いしたい」と要望した。