昨年度に実施された薬学共用試験のOSCE(客観的臨床能力試験)で、受験後に試験情報をツイッターに投稿する不正が1件あったことが分かった。受験生はOSCEの1日目の試験終了後、1日目の課題名と2日目の予想をツイッターに投稿する不正行為を行った。その大学は受験生を不合格とし、再試験の受験も不可とした。22日に開かれた薬学共用試験センター総会で報告された。
昨年度に実施された共用試験のCBTでは、携帯電話の持ち込みが1件発生した。ゾーン2で受験生が同意画面のOKボタンを押した後に、携帯電話を持っていることが判明した。同センターの試験統括委員会、CBT実施委員会は、大学から提出された報告書を確認し、受験生の本試験を採点しないこととしたが、大学は受験生に不正の意図はなかったと判断。再試験の受験を許可した。