国立社会保障・人口問題研究所は1日、2015年度の社会保障費用統計をまとめ公表した。医療、年金、福祉などの社会保障給付費の総額は、前年比2.4%増の114兆8596億円と過去最高を更新したが、対GDP比では3年連続で下落した。
社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」に分類し、部門別に見ると、「医療」は37兆7107億円で前年度に比べて3.8%伸長した。C型肝炎治療薬の伸びが影響したもので、医療費が総額に占める割合は32.8%となった。
国立社会保障・人口問題研究所は1日、2015年度の社会保障費用統計をまとめ公表した。医療、年金、福祉などの社会保障給付費の総額は、前年比2.4%増の114兆8596億円と過去最高を更新したが、対GDP比では3年連続で下落した。
社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」に分類し、部門別に見ると、「医療」は37兆7107億円で前年度に比べて3.8%伸長した。C型肝炎治療薬の伸びが影響したもので、医療費が総額に占める割合は32.8%となった。