明薬大と結核予防会が協定‐臨床教育、研究で連携強化

2018年5月1日 (火)

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協定書を交わす結核予防会の工藤翔二理事長(左)、明薬大の奥山徹理事長

協定書を交わす結核予防会の工藤翔二理事長(左)、明薬大の奥山徹理事長

 明治薬科大学と結核予防会は4月24日、薬学教育と研究等を協力して進める公学連携協力協定に調印した。キャンパス移転20周年を迎える明薬大は、同じ清瀬市内に立地する複十字病院、結核研究所と連携を深めることで、共同研究や病院実習等の臨床教育を充実させ、北多摩地域の医療に貢献したい考え。具体的な連携内容に関しては今後両者で詰める予定にしている。

 明薬大は、1998年に清瀬市内にキャンパスを移転。2006年に6年制薬学教育がスタートし、実務実習が義務づけられると、病院実習で同じ市内の結核予防会の臨床部門である複十字病院に学生を派遣するなど、臨床教育に関して協力関係にあった。今回、こうした関係をさらに発展させるため、結核予防会と教育、研究、臨床分野で連携する協定を締結。4月24日に調印した。



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