特許庁は、2017年度の特許出願技術動向調査報告書をまとめた。創薬支援などに活用されるヒト幹細胞関連技術に関する特許出願件数は、米国人による出願が3258件と約47%のシェアを占め、次いで日本人967件、韓国人461件、ドイツ人250件と続いた。日米欧中韓への出願人別のファミリー件数ランキングでは京都大学が3位にランクインし、日本で唯一トップ10入りした。
出願人国籍別のファミリー件数を見ると、米国籍出願人は年間400件前後の出願を行っており、合計では米国籍出願人が約30%を占め、次いで中国籍出願人が約22%、日本国籍出願人は15%のシェアがある。特に中国籍出願人は14年以降、急激にファミリー件数を増やしている。