18年度結論、19年に措置
政府は15日、「経済財政運営と改革の基本方針2018」(骨太の方針)、「未来投資戦略2018」「規制改革実施計画」を閣議決定した。いずれの方針でもオンライン服薬指導の検討が盛り込まれ、成長戦略では国家戦略特区の実証等も踏まえつつ、薬機法の時期改正に盛り込むことも視野に検討すると明記した。同戦略の実行計画と規制改革実施計画では、今年度中の検討、結論を得て、来年度上半期に実施すると踏み込んだ。
骨太方針では、生産性革命の実現に向け、フラッグシッププロジェクトに次世代ヘルスケアシステムの構築プロジェクトを位置づけ、その中で服薬指導を含めたオンライン医療に言及。次期以降の診療報酬改定における有効性・安全性を踏まえた評価、薬機法改正の検討などの制度的対応も含め、さらに前進させる取り組みを進めるとした。