米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)は、抗PD-1抗体「オプジーボ」(一般名:ニボルマブ)について、プラチナ製剤による化学療法および1種類以上の前治療後に病勢進行した転移性小細胞肺癌(SCLC)に対する初めての癌免疫療法薬として、米FDAから承認を取得した。SCLCの特定患者に対する約20年ぶりの新薬となる。
今回の承認は、プラチナ製剤による化学療法後に病勢進行し、オプジーボの単剤療法を受けたSCLC患者245人を含む多施設共同複数コホート非盲検第I/II相試験「CheckMate-032試験」のコホートデータに基づくもの。FDAにより優先審査の対象として受理された。