【厚労省】保険薬局、損益率低下し5.5%‐医療経済実態調査

2013年11月11日 (月)

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個人、法人とも黒字額が縮小

 厚生労働省は6日、医療機関や薬局の経営状況を調べた「医療経済実態調査」を中央社会保険医療協議会の調査実施小委員会に報告した。保険薬局の損益率は、2011年度の診療報酬前の6・5%から、12年度の改定後に1ポイント低下の5・5%となり、黒字額が減った。今回から新たに追加した法人の店舗数別の調査項目では、店舗数が多い保険薬局ほど、損益率が高いことが分かった。保険薬局の平均年収は個人、法人ともに増えていた。

 調査は、病院2621施設(有効回答数1429施設、有効回答率54・5%)、一般診療所3389施設(1715施設、50・6%)、歯科診療所1170施設(645施設、55・1%)、保険薬局1676施設(915施設、54・6%)を対象に実施した。



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