製薬協集計
日本製薬工業協会は、東証1部上場会員26社の2013年度中間決算の概況と通期業績見込みを取りまとめた。国内が伸び悩んだものの、円安を追い風に大手が海外で伸びた結果、全体の売上高は前年同期比8・5%増の4兆5356億円となった。利益面では為替の影響が海外事業の販管費を押し上げた結果、営業利益、経常利益とも1%台の増加にとどまった。
売上高は増収が23社、減収が3社だった。
国内売上は1・7%増の2兆6314億円。新製品や適応拡大した抗体医薬などが成長したものの、長期収載品の落ち込みが大きく影響し、伸び率は低水準だった。