福岡県ジェネリック医薬品使用促進協議会は24日、福岡市内で2013年度第2回目の会合を開催。07年度から開始したジェネリック医薬品(GE薬)使用促進事業の薬剤費削減効果額を独自の算出方法をもとに計算した結果、08~12年度までの5年間の総薬剤費削減効果額が最大約485億円になるとの推計を示した。この推計は不確定要素も含まれ、参考ではあるものの、国、都道府県レベルで、GE薬使用による具体的な薬剤費削減効果額が示されたのは初めてと見られる。
同県では、GE薬使用促進事業による薬剤費削減効果額について一定程度正確な推計値を算出するため、同県国民健康保険団体連合会と後期高齢者医療保険広域連合の医科・調剤レセプト分析を行い、数量および金額のデータに基づいて算出方法を検証。