東京都薬務課は、サイバー薬事監視担当と薬事調整担当の専任を設置した。4月1日付人事異動によるもので、4月30日の会見で示した。
各種モバイルキャリアを介した違法(脱法)ドラッグの流通が懸念されている中で、都では監視指導の一環としてサイバー対策専属を置き、調査・取り締まり強化を目指す。当面、ネット上で情報を含め流通する違法ドラッグの流行等のトレンドに関するビッグデータを収集し、これを分析し、各種の対策に反映させていく。違法ドラッグに加え、いわゆる健食の違反事例等についてもサイバー監視を進める予定だ。