【国立感染症研究所】13年の梅毒患者、3年前に比べ約2倍

2014年5月13日 (火)

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 梅毒患者の届け出数が、2013年には10年の約2倍に当たる1226例が報告され、さらに、国内外共に増加傾向にあることから、厚生労働省などでは、関係者に地域の梅毒発生動向を注視することを求めると共に、感染リスクの高い層に対する検査の受診勧奨や、対象者の実情に応じた感染拡大防止対策の推進を要請するなど、注意喚起を図っている。

 国立感染症研究所の調べによると、13年の報告数は前年の1・4倍に増加していた。人口10万当たり発生率は12年が0・7だったが、13年は1・0となった。性別は男性が989例と8割を占め、男性人口10万人当たり発生率は1・6となった(女性は0・4)。年齢群別の人口10万人当たり発生率は、男性の25~29歳が3・9と最も高く、次いで35~39歳の3・4だった。男性の20~50代の発生率はいずれも12年より増加していた。女性では20~24歳が1・3と最も高く、次いで25~29歳の0・9となっている。



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