日本薬学生連盟“新歓”レポート‐関東・関西・東海・九州で約200人が参集・交流

2014年7月1日 (火)

薬学生新聞


 みなさんは日本薬学生連盟という団体をご存知でしょうか。2011年に前身団体の「薬学生の集い」から「日本薬学生連盟」と名前を一新し、13年には一般社団法人化しました。運営は全て薬学生だけで行っており北は北海道、南は九州まで約850人の薬学生が所属している、薬学生による、薬学生のための団体です。

 具体的な活動としては、世界の薬学生と交流を行い各国の薬学事情を学ぶ国際活動、糖尿病予防、献血推進を行う公衆衛生活動など多岐にわたり様々な活動を行っています。詳細に関しましては日本薬学生連盟のホームページをご覧ください。

 今回は、14年4月末から5月末まで、関東、関西、東海、九州と全国各地で開催した「日本薬学生連盟 新入生歓迎会」のご紹介をさせていただきます。薬学部の1年生から6年生まで、また様々な大学からご参加していただき計200人以上の薬学生が各地域に集いました。各地区とも参加者同士の交流から、様々な価値観に触れ、これからの大学生活のヒントを得られる内容となりました。そんな中でも、関東と関西で開催された二つの新入生歓迎会について、新入生の声を交えながら、ご紹介したいと思います。

関西新歓に参加した新入生の声

 5月11日、僕は大阪梅田にて開かれた薬学生連盟・関西支部の新入生歓迎会に参加してきました。関西新歓では、各委員会の紹介や、日本薬学生連盟で活躍している先輩のお話、卒業してMRをされている方のお話を聴く機会があり、最後に貿易ゲームというグループワークをして、他大学の学生との交流を深めました。

日本薬学生連盟の先輩からのお話

日本薬学生連盟の先輩からのお話

 僕は、入試の荒波を越え4月に入学してから、大学の先生方からは幾度となく「この6年間で身につけなければならない知識量は膨大だ」と言われていました。その上、薬剤師になることへ向けて高い意識も持たなくてはなりません。この二つの命題を背負いながら、またさらに日本薬学生連盟という巨大な組織についていける余裕が僕にあるのだろうか?今思うと、そういった不安が歓迎会への期待の裏にありました。

 しかし、いざ歓迎会が始まってみると、日本薬学生連盟に所属している先輩方が気さくに話しかけてきてくださり、とても驚きました。というのも、上級生というと、僕たち一回生よりもよっぽど忙しく、何か企画のために動く余裕なんてないと思っていたからです。「悩みは今から5年間、時間をかけて考えていけばいいよ」と、先輩方はそう話してくれました。

 外国の薬学と触れ合える機会(交換留学)やPPAC(薬剤師職業認知向上&医薬品適正使用推進運動)を通し、様々なつながりや経験を得ていく中で、先輩方も薬学生ならではの悩みに立ち向かう意識を養っていったといいます。

 大学内での授業や実験だけではなく、広い世界へ目を向ける事で、机の上からでは見えないものが見えてくるんだと、笑って話してくれた皆さんを見て、ついさっきまでの曇り空が嘘だったように晴れ渡っているのに気づきました。この先輩たちについていきたい。同じ世界を見てみたい。そう思い、僕は日本薬学生連盟についていこうと決意しました。

 全国唯一の薬学生団体として活動し、たくさんの知識や教養を得る中で、共に悩みに対する答えを発見したり、時にはその悩みすらも共有してつながりを深めていく。

 今後、日本薬学生連盟が全国の薬学生にとっての新たなホームグラウンドとなっていけるように、僕はその一員として活動をしていきます。

 いつか僕が薬剤師となり本物の医療人になっても、今この瞬間と同じ青い空で生きる事ができていれば、それはきっと2014年5月11日の新入生歓迎会のおかげなのだと思います。

大阪大谷大学一回生 小西 令志

関東新歓に参加した新入生の声

 私は、5月に開催された、日本薬学生連盟の新入生歓迎会に足を運びました。関東新歓では、将来についてグループで考えるワークショップや、委員会の紹介を行いました。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

 参加した理由は、人とかかわることに消極的である自分を変えたいと思ったためです。このイベントは、将来の医療の世界において仲間となる、多くの薬学生と交流ができるため、私は進んで参加しました。

 このイベントでは自分の意見を、参加している薬学生の前で発表するという機会がありました。ある先輩から、「ここで積極的にいけたら、先につながると思う。」というアドバイスをいただき、私は参加していた薬学生150人の前で自分の意見を述べました。緊張のあまり思うようには言えませんでしたが、今までやろうとしてこなかった出来事と向き合えることができたので、とても嬉しい気持ちになったことが今でも印象的です。

 これをきっかけに、私は今まで以上に積極的に発言することが増えました。このイベントに参加していなかったら、未だに消極的なままだったと思います。自分の恐れていることに真っ向から対峙でき、克服する時間がたくさんある学生のうちから自分と向き合うことはとても大切なことだと思います。そして、私の肩を押してくださった先輩のように、人に大切なものを贈ることができる人になるということは、医療人にとって必要なことだと思います。将来、私はそのような薬剤師になれるように、これから多くの経験を積んでいきたいと思います。

 日本薬学生連盟はただ大学に通っているだけではなかなか身につかない、将来医療人になる上で必要とされる教養を身につけることができる団体であると思いました。素敵な薬剤師になるために、一緒に前に進んで行ってくれる仲間がたくさんいるこの組織に出会えたことは、私にとって、このイベントに携わった方々から贈られた大切なものとなりました。

日本大学1年生 山口 真奈



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