18歳以上の注意欠陥/多動性障害(AD/HD)患者のうち、7割以上が人間関係・就労・日常生活で「困っている」と回答していたことが、日本イーライリリーが実施したインターネット調査で明らかになった。特に「周囲の人から認められ、理解されている」「自分らしく生き生きと日々を過ごせている」と回答した成人期AD/HD患者はわずか12%にとどまり、周囲の理解が浸透していないことが浮き彫りになった。
調査は、18歳以上のAD/HD患者の実態や抱えている課題を明らかにするため、AD/HDと診断された経験を持つ男女100人に聞いた。