新たに発足した日本医薬品安全性学会は、医薬品安全性専門薬剤師制度、同MR制度を構築し、早ければ2016年の夏以降に認定を開始する。医薬品による副作用の発現を可能な限りゼロにするため、医薬品の副作用の発現を防いだり、早期に発見して重篤化を防ぐ役割を、今まで以上に実践できる薬剤師を育成したい考え。来年7月に福山市で開催する第1回学術大会で、同制度の概要を公表する予定だ。
同学会は今年5月10日に発足し、理事長には宇野勝次氏(福山大学薬学部分子微生物学研究室教授)、副理事長には平田純生氏(熊本大学薬学部臨床薬理学分野教授)が就いた。