【日本私立薬科大学協会】約4割は薬局へ就職‐13年度6年制卒業生の進路

2015年1月1日 (木)

薬学生新聞


 日本私立薬科大学協会はこのほど、2013年度卒業生の進路、14年度の大学院入学状況についてまとめた。調査結果によると、13年度の私立薬大57校(学部)の卒業生は8504人だった。このうち就職したのは6813人(80%)で、進学等含む全体の進路では、例年通り薬局へ就職が多く39%、病院は26%であった。ただ、大学別では病院への就職が薬局を上回っているところも少なくなかった。

表:2013年度 私立薬科大学・薬学部卒業者進路(6年制)

 13年度は全国56校の薬科大学・薬学部全てが初めて6年制学部卒業生を輩出した。調査結果では全体では8504人が卒業、このうち男子3360人、女子5144人で男女比は4:6であった。このうち就職したのは6813人で全体の80%(男女比4:6)を占め、就職以外では進学が179人(2%)、その他1471人(17%)であった。

 進学等を除く進路としては、薬局へ全体の39%に当たる3325人(4:6)が就職した。次いで多いのは病院の2211人で、このうち女子が65%を占めた。

 以下、製薬(営業)が465人で男女別では男子が66%を占めた。公官庁は221人で女子が53%、次いで製薬(学・研)には214人でこのうち女子が55%、また食品・化学その他は162人でこのうち女子が66%といずれも女子が過半数を占めた。その他教育は23人、その他192人(女子64%)であった。

 就職者に限って見ると「薬局」が占める割合は49%であり、ほぼ半数は薬局へ就職していることが分かる。次いで病院へは就職者の32%であり、就職者の8割強がライセンスを必要とする、かつ臨床の場に進路をとったことが分かる。

 また、全体としてはやはり「薬局」への就職が「病院」を上回っているが、大学別に見ると全57校(学部)のうち14校では「病院」への就職が「薬局」を上回っていた。他に1校では同数であり、近年の「病棟業務実施加算」への対応を進める病院側の需要が大きかったことがうかがえる。



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