政府が14日に決定した2015年度予算案で、経済産業省関係は一般会計とエネルギー対策特別会計を合わせ1兆1347億円となった。このうち、産業技術関係予算として4839億円を計上。バイオ医薬品の製造技術の確立などを進める「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」に52億7000万円を充てる。
同事業では、国内の製薬企業が出遅れているバイオ医薬品の製造技術を確立するほか、創薬期間の短縮と効果的な医薬品の創出を可能とするIT技術の開発を進める。また、早期診断技術を開発し、治療の効果も高める。