【日病薬臨時総会】幅広い業務評価要望へ‐次期診療報酬改定で方針

2015年3月6日 (金)

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2月28日に都内で開かれた日病薬臨時総会

2月28日に都内で開かれた日病薬臨時総会

 日本病院薬剤師会は2月28日、都内で臨時総会を開き、病棟業務・チーム医療の推進および医療の質向上への貢献、病院薬学認定薬剤師制度を中核とする生涯学習、研修事業の推進などを柱とする2015年度の事業計画・予算について審議し、原案通り了承した。16年度の診療報酬改定に向け、病棟薬剤業務実施加算の算定対象の拡大、医薬品安全管理加算、放射性医薬品安全管理加算の新設、院内外での幅広い業務評価を求めていく方針だ。また、新コアカリを踏まえ、実務実習の具体的受け入れ要件を含む日病薬としての基本的な考え方や、14年度病院薬剤部門の現状調査結果、新年度から実施する「病院薬学認定薬剤師制度」なども報告した。

 北田光一会長は、「医療の質確保のため他の医療職種と連携した業務を最優先して取り組む必要がある。薬について全ての責任を持つため、病棟業務のほかに手術室や救急医療、さらに外来患者への対応を含め薬物療法の要として役割を果たすことが求められている」とし、「費用対効果の改善などを含め、他の医療職種から客観的に評価されるよう成果を積み重ねる必要がある。具体的な取り組みをお願いしたい」と述べた。



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