【経済財政諮問会議】調剤重視から服薬管理へ‐民間議員、報酬体系の見直しを提言

2015年4月21日 (火)

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 経済財政諮問会議の民間議員は16日の会合で、財政健全化に向けて歳出効率化を促す改革案を提言した。医療提供体制の改革に関しては、過剰投薬や残薬を解消するため、調剤報酬における調剤技術料、薬学管理料が適正で妥当かどうか検証した上で、調剤重視から服薬指導重視への報酬体系へ移行させるよう求めた。医薬分業についても高コスト構造への問題意識を表明。これに対し、塩崎恭久厚労相は「課題を検討したい」と応じた。

 民間議員は、医療提供体制のインセンティブ改革に言及。急性期から在宅へ病床再編を加速するための診療報酬による大胆な誘導、医療費適正化を促すための医療の標準化、包括化を一層推進するよう要求。過剰投薬や残薬を解消するため、調剤技術料、薬学管理料の適正さや妥当性を検証した上で、調剤重視から服薬管理、指導重視への調剤報酬体系へ移行させるよう提言した。



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