【メディシス】EMと業務提携‐不動在庫消化サービスなど提供

2015年5月13日 (水)

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 医薬品等ネットワーク事業、調剤薬局事業の二つを中核事業とするメディカルシステムネットワーク(本社札幌市、メディシス)は、調剤薬局向けシステム市場で高いシェアを有するイーエムシステムズ(本社大阪市、EM)と、4月28日付で業務提携を行った。メディシスの医薬品ネットワーク加盟店向けサービスの一つである、デッドストックエクスチェンジサービス(不動在庫消化サービス)機能を、EMのレセプトコンピュータ(Recepty NEXT)に付加機能として搭載した新商品を開発・販売していくほか、両社の製品・サービスを双方の顧客に相互紹介していくことなどを柱とする。今後は業務提携の実効性を高めるため、共同出資での新会社の設立または資本提携を行う方向も含めて協議を行っていく予定だが、現時点では詳細は未定とする。

 メディシスの医薬品ネットワークは、調剤薬局と医薬品卸会社との価格交渉代行や発注・決済業務の支援などにより、調剤薬局の業務効率を大幅に改善し、さらに卸会社の流通効率化にも寄与する。ネットワーク加盟料や初期投資費用はかからず、医薬品の仕入額に応じた“手数料”を調剤薬局側がメディシスに支払うという仕組み。4月1日現在でのネットワーク加盟件数は1222件で、うちメディシスグループが運営する調剤薬局は346店舗を数える。



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