日本化薬医薬事業本部長の鈴木政信専務執行役員は12日の決算会見で、昨年11月に発売された抗ヒトTNFαモノクローナル抗体「CT-P13」(一般名:インフリキシマブ)について、今期の売上目標24億円を掲げた上で「(先発品のメーカーからは)まだまだ全然警戒されていないようだが、驚かせてあげたい」と自信を示した。
「CT-P13」は、田辺三菱製薬の抗ヒトTNFα抗体「レミケード」のバイオシミラー。国内初の抗体バイオシミラーとなる。採用施設についても鈴木氏は「採用件数で言うと150件を超えるという状況になったので、これからだんだん増えると思っている」と言及した。