内閣府は14日、2016年度からスタートする「第5期科学技術基本計画」に向けた中間案を、総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会に示した。未来の産業創造・社会変革に向けた取り組み、経済・社会的な課題への対応、基盤的な力の育成・強化を柱とし、これらを一体的に進めるため、人材、知、資金の好循環を誘導するイノベーションシステムを構築することを第5期計画の中核に位置づけた。
その中で、革新的なイノベーションの創出に向け、次世代をリードしていく若手が提案し、挑戦できるよう支援を行い、イノベーションを加速化。未来の産業創造・社会変革の種となるチャレンジングな研究開発を推進するとした。