昨年4月、指先から自己採血した少量の血液により健康チェックが可能となる新たな制度「検体測定室」がスタートした。それから約1年が経過し、検体測定室は現在、全国で約1000カ所に設置されている。そうした中で、今後さらなる検体測定室の普及、定着を目指し、有識者および実践者が連携、協議し、必要な情報発信を行うための組織である「検体測定室連携協議会」が設立され5月27日、都内で設立記者発表会を行った。
検体測定室は、身近な薬局やドラッグストア等で、生活習慣病予備軍等のスクリーニングが簡単にでき、「自分の健康は自分で守る」セルフケア意識を高めると共に、健康診断や医療機関の受診につなげ、糖尿病などの生活習慣病の早期発見、早期治療により重症化の予防が可能となるもの。