日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は11日、総会で新役員を決定した。新会長には青木桂生氏(クスリのアオキ会長)が就任。これまで会長を務めてきた関口信行氏(龍生堂本店社長)は名誉会長となった。青木氏は、松本南海雄氏(マツモトキヨシホールディングス)、寺西忠幸氏(キリン堂ホールディングス)、関口氏に続く4代目の会長となる。
JACDSの新会長に就任した青木氏は、同日に開催されたJACDS政治連盟主催の特別セミナーでのあいさつで、「JACDSが設立されたのは1999年で、当時は約2兆円の業界だった。現在は3倍の約6兆円となり、将来的に10兆円産業に向けて成長を続けていくという本当に大切な時期に会長就任となった。ぜひとも皆さんの協力をお願いしたい」とした。また、これまで会長を務めた松本氏、寺西氏、関口氏、さらに宗像守事務総長に対し、「JACDS設立後、薬剤師不在問題、医薬品のインターネット販売など業界に山積していた課題を解決に導いていただいた。感謝を申し上げたい」と語った。