日本家庭薬協会(日家協)は、インバウンド(海外からの訪日観光客)対象のアンケート調査結果をまとめたが、これによると訪日客の傾向として、改めて日本のOTC医薬品への認知率が圧倒的に高く、中でも“家庭薬”への人気が高いことが分かった。また、訪日する際に購入したい店として「知っている商品が前面(全面)に並んでいること」など、多くは買いやすい陳列を求めており、店頭における展開の仕方も重要な要素であることが示されたという。
日家協では、協会内に設置する「未来事業推進委員会」(藤井隆太委員長)において、急増するインバウンドに向けた販促や情報提供等の対応、国内外における家庭薬の共同販促展開、様々なメディアを活用した情報提供などを検討し、家庭薬の普及啓発に取り組んでいる。