【日本薬学生連盟】留学生との交流、今年は夏に開催

2015年7月1日 (水)

薬学生新聞

 突然ですが、あなたは今の自分の英語能力に満足していますか?また、今の英語の教育環境に満足していますか?

 私は最近、大学の英語学習の一環として「理想の英語教育」をテーマにリサーチをしています。リサーチの一環としてSNSなど利用して「今の英語学習に満足していますか?」というアンケートをした結果、9割近くの学生が満足していないということが分かりました。

 では、今日の学生が英語教育に求めているものはどういったものなのでしょうか?

 「あなたが思う、効率よく英語能力を向上させるために必要な教育システムは何ですか?」という質問に対して、最も多かった回答が「ネイティブの人と実際に英語を使って会話をすること」でした。現在あなたの周りにこのような環境はあるでしょうか?

 日本薬学生連盟の交換留学プログラムSEP(Student Exchange Programme)では海外の薬学生と、英語で会話ができるだけにとどまらず将来について共に考え、各国における価値観やシステムの違いを知ることができます。

昨年度関西SEPの様子

昨年度関西SEPの様子

 昨年度の冬に引き続き、今年度の夏も関西の地に海外から留学生がやってきます。今回のSEPではアメリカから2人、クロアチア、台湾、エジプトからそれぞれ1人、計5人の留学生と10日間を共にします。日本の中で観光地として人気のある大阪、京都、奈良を留学生と巡り、日本の文化に触れてもらいます。

 そして、同じ医療系の学生として病院見学も行います。日本の病院も海外の留学生から見たら、各国のそれとは様々な面で異なっています。そこから得られる日本の病院に対する新たな発見もきっとあることでしょう。

 さらにそこで感じたことも踏まえ、今回は「将来どういきたいか」というテーマで薬学教育委員会との合同企画を行う予定です。将来の自分をイメージして、仕事の面、またプライベートの面も熱く語り合い、今後の進路や生活につなげていけたらと思っています。10日間という短い期間、最後は盛大にパーティーを行って留学生を見送ることになります。2015年の夏休みは様々な出会いが待ち受けていることでしょう。

 この夏に、留学生と一緒に一生ものの思い出を作りませんか?

立命館大学3年 小池 雄悟



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