【日本薬学生連盟】「関東新歓」に150人参集

2015年7月1日 (水)

薬学生新聞

関東新歓

 日本薬学生連盟では、関東支部主催の関東新歓を5月2日に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催いたしました。毎年恒例行事である関東新歓ですが、今年も150人もの薬学生や医療系学生が集まりました。

関東新歓

 今回の関東新歓では、席替えを増やし、自己紹介やアイスブレイクで盛り上がり、学年を超えた交流を参加者の皆様に楽しんでいただきました。活動紹介では、それぞれのスタッフが工夫してプレゼンの準備をし活動の魅力を伝えていました。

 そして、企業講演では、株式会社サンキュードラッグの平野健二社長をお招きしてご講演をしていただきました。

 この関東新歓を通して、参加してくださった皆様にとっての新しい発見や、何かをするためのきっかけが見つかることを、関東支部一同願っております。

日本薬学生連盟
関東支部長
横浜薬科大学3年 竹添 千尋
記事担当
日本大学2年 山口 真奈

様々な価値観に接し“有意義な1日”

 幼少時代、私は祖母を白血病で失いました。祖母が私に遺した最期の言葉は、「人の役に立つような人になりなさい」でした。その言葉を聞いてから、将来医療従事者の一員となり患者の命を救いたいという漠然とした目標を持つようになりました。そのような中、高校3年間において様々な医療系のキャリア教育が学内で行われました。

 それらの教育の中で、たった1つの薬で、病気に苦しんでいるたくさんの患者を治すことができるということや病院での薬剤師の活躍に魅力を感じました。そのキャリア教育をきっかけにして私は、薬学部に入って薬学について学ぼうということを決心しました。

 そして大学受験を終え、薬学に関する様々なことを学ぼうという意欲に満ち溢れている中、ある冊子で日本薬学生連盟(以下、薬連と記す)という名前の学生団体の存在を知りました。4月下旬、私が初めて参加した薬連のイベントが開催され、参加しました。そのイベントの中で、先輩方が薬連の関東新歓について話してくださり、そこで新歓の存在を知りました。先輩方の情熱に満ち溢れた話し方に魅力を感じ、参加しようと思いました。

平野氏

平野氏

 新歓プログラムの中で、株式会社サンキュードラッグの平野健二代表取締役社長による講演がありました。その講演で最も印象に残った話は、自分の夢をつかみ取るためには、受け身ではなく自発的な姿勢で、身の回りにあるチャンスをつかみ取らなければいけないと話されました。さらに、何をしたのかということが重要ではなく、何を世間にもたらしたのかということが重要であるということを話されました。

 また、新歓では学年や出身地域関係なしに、様々な価値観を持った薬学生とコミュニケーションをとる時間が多く設けられていたことが嬉しく、とても有意義な1日とすることができました。

 「目的を絶対に見失うな!ここからの世界はどれだけ行動できるかであり、より厳しい世界である!」という貴重なお言葉を高校卒業時に恩師からいただきました。その言葉を決して忘れずに、アルバイトやサークル活動だけではなく、薬連のイベント、インターンシップ、留学、ボランティア、資格取得など様々な事柄に挑戦していきたいと思います。

 さらに薬学という分野に捉われない幅広い教養を身に付けながら、一度しかない貴重な大学生活6年間を過ごしていきたい。そして日本の薬学の未来を先導する立派な薬学人になりたいと思います。

星薬科大学1年 鈴木 聖也


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