【日本ジェネリック医薬品学会】後発品目標「金額ベースで」‐政策提言まとめる

2015年7月6日 (月)

ニュース

安定供給できぬ企業に罰則を

 日本ジェネリック医薬品学会は、後発品の使用促進目標について、金額ベースで定めること等を盛り込んだ政策提言をまとめた。安定供給の問題については、市場への安定供給ができない場合や、発売後一定期間内に販売を中止した企業に対して罰則を設ける案を示したほか、バイオ後続品の使用促進のための環境整備を求めた。

 提言では、薬価の高い後発品への変更が多い現状を踏まえ、医療費削減の効果を示すために金額ベースの目標を定めると共に、後発品の薬価算定方法を見直すべきとした。また、品切れなどが懸念される安定供給体制については、企業の合併などで販売中止される場合を除き、市場に安定して供給できなかったり、発売後一定の期間内に販売を中止した企業に対して、罰則を設けるなどの対応策を示した。



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