協和発酵キリンは、局面型皮疹を有する乾癬と、膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症を対象とした抗インターロイキン(IL)-17受容体完全ヒト抗体「KHK4827」(一般名:ブロダルマブ)の国内第III相試験で、長期的な効果維持と安全性を確認する良好な結果を発表した。
今回の試験結果を受け、間もなく国内で申請する予定だ。
局面型皮疹を有する乾癬患者145人を対象とした第III相多施設共同非盲検長期投与試験では、52週時点の乾癬の重症度を表すPASIスコア改善率は140mg投与群で91.1%、210mg投与群で94.0%となり、長期的に効果が維持することが確認された。