ドラッグストア向けの商品開発を展開するグレートアンドグランド(G&G、佐川周助社長)は12日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で「第39回G&G秋季展示商談会」を開催し、メーカー、小売店関係者ら約400人が来場した。会見した佐川社長は、2013年3月期決算で売上高が初めて100億円を突破(105億円)したことを報告し、今期目標の120億円についても「ほぼ達成できる」との見通しを示した。さらに、19年までの5カ年で取り扱いアイテムを1万点、売上高300億円を目指して取り組んでいく方針を示した。
佐川氏は、300億円の目標設定の根拠について「ドラッグストアは成熟市場のため、売上高が伸長するという想定はしていない。(われわれの)主たる取引先の経営者の多くが、PBの販売構成比を現在の10%から30%に引き上げる考えをもっており、現在のPB比率10%で100億円であれば、30%時には300億円としなければ使命が果たせない」と説明。