協和発酵キリンの花井陳雄社長は、3日の決算説明会で、来年度からスタートする次期中期経営計画について言及。「今中計では”グローバルスペシャリティファーマへの挑戦”をテーマに取り組んできたが、次期中計ではそれを達成していかないといけない」と述べ、グローバル開発品目で承認を取得し、欧州・米国での自社販売していくため、現在の3年間から5年間での中計を検討していることを明らかにした。
同社は、抗癌剤「モガムリズマブ」(日本製品名:ポテリジオ)、パーキンソン病治療薬「KW-0062」、染色体遺伝性低リン血症性くる病治療薬「KRN23」の海外開発を進めている。