日本保険薬局協会(NPhA)は10日、ジェネリック医薬品(GE薬)に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、GE薬の調剤割合は新指標で平均60.7%と6割を超えた(前回調査は平均56.6%)。また、後発医薬品調剤体制加算については、「加算なし」が前回調査よりも10ポイント以上減少(36.1%→25.8%)しており、NPhAでは「GE薬に関して、かなり取り組んでいるという結果が出ている」とした。
今回の調査(2015年8月調査)は、7月30日~8月18日の期間にオンラインWeb調査で実施した。対象はNPhA会員薬局で、回答数は2621薬局。処方箋集中度は90%超が48.1%、70%超~90%以下が23.2%、70%以下が28.7%で、月間の平均処方箋受付回数は2000回未満が72.2%、2000回以上4000回未満が22.6%、4000回以上が5.2%となった。