【田辺三菱製薬】AD治療剤開発を中断‐国際共同PIIIで副作用報告

2015年9月25日 (金)

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 田辺三菱製薬は、米フォーラムファーマシューティカルズと共同で実施していた新規アルツハイマー型認知症(AD)治療剤「エンセニクリン」(開発コード:MT-4666)の国際共同第III相試験の日本パートを中止すると発表した。海外で重篤な消化器系副作用が少数例報告されたのを受け、米FDAからフォーラムに対して、第III相試験の実施保留命令が出されたため。今後、フォーラムが開発を再開するかどうかの判断を行う予定。田辺三菱では、国際共同治験が再開した場合でも参画しない方針で、それとは別に単独で実施している国内治験については開発検討を行う方向。

 エンセニクリンは、新規α7ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト作用を持った化合物。田辺三菱がエンヴィヴォ(現:フォーラム社)から、日本を含むアジア地域における独占的研究・開発・販売・製造権を取得した。



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