厚生労働省は25日、10月1日付で発令する局長級以上の人事異動を公表した。トップの事務次官には、旧厚生省出身の二川一男医政局長が昇格し、後任に神田裕二現医薬食品局長を起用。医薬食品局の組織を再編した医薬・生活衛生局長には、内閣官房の中垣英明内閣審議官を充てる。村木厚子事務次官、原勝則厚生労働審議官、今別府敏雄政策統括官(社会保障担当)は退任する。
厚生労働審議官には、岡崎淳一労働基準局長、健康局長には、福島靖正大臣官房審議官(医政担当)、社会・援護局長には、石井淳子政策統括官(労働担当)がそれぞれ就く。唐澤剛保険局長、三浦公嗣老健局長は留任する。
医系技官の指定ポストだった医政局長には、二代続いて事務系が就任することになった。
また、局長級の政策統括官(社会保障担当)には、武田俊彦大臣官房審議官(医療保険担当)が就任する。