武田薬品とイスラエルのテバ・ファーマスーティカル・インダストリーズは、昨年設立を発表した国内合弁会社の枠組みについて、テバ製薬のジェネリック医薬品(GE薬)を扱う「武田テバファーマ」と、武田の長期収載品とテバホールディングス子会社である大正薬品のGE薬を扱う「武田テバ薬品」の2社で事業展開すると発表した。武田、テバ製薬、大正薬品の三角吸収分割の設立方式となり、武田は長期収載品の大部分を本体から切り離して、国内事業を進める。
武田とテバは昨年11月30日に、長期収載品とGE薬に特化した国内合弁会社を設立すると発表している。グローバルでGE薬事業を展開するテバが合弁会社のイニシアチブをとることが最適と判断し、出資比率はテバ51%、武田49%となっている。