武田薬品は3日、日本における一般用医薬品や健康食品等のコンシューマーヘルスケア事業のさらなる成長を目指し、100%子会社の「武田コンシューマーヘルスケア」を4月に設立すると発表した。国内を中心とした一般用医薬品等事業を新会社に承継した後、新会社は来年4月から営業を開始する。
「アリナミン」「ベンザ」をはじめとする一般用医薬品や、健康食品「緑の習慣」などを展開しているコンシューマーヘルスケアビジネスユニット(JCHBU)事業を分社化することで、より機動的なビジネスモデルの構築と、環境変化に迅速に対応できる体制整備を目指すもの。新会社は大阪市に本拠を置き、社長には武田薬品JCHBUプレジデントの杉本雅史氏が就く。